プレスリリース「株式会社 フォーリン・アフェアーズ・ジャパン」<フォーリン・アフェアーズリポート10月号プレス...

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[<フォーリン・アフェアーズリポート10月号プレス・リリース> オーレリア・マルガン、ピーター・ドラッカー論文公開のお知らせ --天下りと族議員が日本を滅ぼす?]

株式会社 フォーリン・アフェアーズ・ジャパン
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日本の国益を考える Part1
官僚と族議員を考える

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「日本の経済的苦境のおおもとには、改革を妨げる大きな制度上の障害がある。
それは、日本の政治航構造と行政行動が急激な変化についていけないことだ」。
10日発売の「フォーリン・アフェアーズ リポート」(2009年10月号)
掲載の「官僚と政治家が日本を滅ぼす」でこう指摘する日本研究者オーレリア・
マルガンはさらに次のように続けている。「現在の行政機構そのものが、改革の
実施を妨げており、この意味においては、日本は統治上の危機に直面している」
 (雑誌に掲載しなかった論文の前半部分はウェブで公開中 http://www.fore
ignaffairsj.co.jp)。


マルガンの言う「制度上の障害」とは、族議員と天下りの連鎖によって国益、社
会利益の擁護を最重要解題に据えない既得権益層が変化を拒んでいることに他な
らない。「政治家と官僚が日本を滅ぼす」というタイトルの真意はここにある。

一方、ピーター・ドラッカーは98年に発表した「日本の官僚制を擁護する」で
次のように指摘している。「一般に、その存在が社会的に受け入れられているエ
リートたちは、自らを脅かす強力な代替的存在が出現しない限り、権力を維持し
続けるもので、日本の官僚も例外ではない」。(現在ウェブで全文公開中 htt
p://www.foreignaffairsj.co.jp)


民主党政権が表明している官邸主導、天下り禁止、省益から国益へというマニフ
ェストを「創造的破壊」へとつなげていけるかどうかは、日本で最高かつ最大の
シンクタンクである官僚制度のインセンティブを国益擁護へと向かわせ、いかに
切な政策へと結びつけていくメカニズムをつくるか、いかにこの国に適した制度
を設計するかに左右され、これには、民間シンクタンクと官との交流のフォーラ
ムを作り出すかも含まれる。


フォーリン・アフェアーズ(http://www.foreignaffairs.com)とは、世界的に
有名なシンクタンク、米外交問題評議会(http://www.cfr.org)が発行する外交、
軍事、経済・金融などの専門誌で、世界的な影響力を持つ雑誌とし広く知られる
。現在、スペイン語版、ロシア語版、日本語版が国際エディション(http://ww
w.foreignaffairs.com/international-editions)として出版されており、国内
ではフォーリン・アフェアーズ・リポート(http://www.foreignaffairsj.co.jp
)として日本語版が出版されている。


フォーリン・アフェアーズ・ジャパン 東京都文京区本駒込5−20−4 20

Tel. 03−5815−7151(編集)

Fax. 03−5815−7153




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