プレスリリース「株式会社グローバル インフォメーション」普及拡大が見込まれるIPテレビ+地上デジタルテレビ…

| トラックバック(0)

[普及拡大が見込まれるIPテレビ+地上デジタルテレビ機能搭載型セットトップボックス−Free-To-Airチャネルとカスタマイズ機能も充実]

株式会社グローバル インフォメーション
--------------------------------------------------------------------------
先端分野の市場情報を提供する株式会社グローバル インフォメーション(神奈
川県川崎市、代表取締役社長:小野 悟)は、英国調査会社IMS Research発行の
最新英文調査報告書「IPTV: A Global Market Analysis - 2009 Edition」の販
売を開始いたしました。

--------------------------------------------------------------------------
エレクトロニクス市場に詳しい英国の調査会社IMS Researchは、調査報告書「I
PTV: A Global Market Analysis」 のなかで、2008年に世界各国で出荷されたI
Pセットトップボックス(IP-STB)のおよそ13%が、サービス事業者を通じて導入
されたIP+DTT型STP(IP機能に地上デジタルテレビ(DTT)の受信機能を加えたS
TB)だったとの調査結果を示しています。IP+DTT型STBの出荷台数はおよそ160万
台で、そのうちの87%は西欧地域の家庭で使用されています。

IMS Researchのアナリストで、同報告書を執筆したRebecca Kurlak氏は、「サー
ビス事業者を通じて導入されたIP+DTT型STBは、これまで英国とフランスで多く
のユーザーを獲得してきましたが、2014年には、イタリアやドイツ、スペイン、
オランダでも広く普及するようになる見通しです。また、世界市場においても、
2014年に出荷されるIP-STBの25%がIP+DTT型STBになると予測されます。一方、
東欧で2014年に出荷されるIP+DTT型STBのうち、54%はポーランドとチェコ共和
国で出荷される製品が占めることになるでしょう」と語っています。


またKurlak氏は、「IP+DTT型STBは、サービス事業者を通じて導入されるだけで
はなく、小売市場にも出回るはずです。Fetch TVとVideo Futurは、特定の事業
者に依存しないTVサービスのビジネスモデルを採用した西欧の世帯で利用可能な
サービスの実例といえます。これらのSTBでは、加入手続きなしに視聴可能なFr
ee-to-Air(FTA)DTTチャネルのほか、視聴者の好みに応じたビデオオンデマンド
(VOD)サービスが利用できます。また、VODのほか、デジタルビデオ録画(DVR)機
能やデジタルマルチチャネルTV機能なども搭載しており、これまで有料放送テレ
ビの事業者が提供してきたSTBに匹敵する魅力を備えています。唯一の難点は、
コンテンツのなかに、スポーツ番組と人気の高い専門チャネルが入っていないこ
とでしょう」とも指摘しています。

そのうえでKurlak氏は、「熱心なスポーツファンや特定の有料コンテンツを観
たいと思っている人でなければ、市販のSTBも魅力的な選択肢になるはずです」
と語っています。


「IPTV: A Global Market Analysis」は、世界を3つの主要な地域とそれ以外の
3つの地域に分け、今後のテレビ視聴世帯の推移を予測するとともに(画像品質
とDVR機能別のデータが紹介されています)、IP-STBおよびIP+DTT型STBの出荷
台数と売上高に関する詳細な分析も行っています(64ヶ国の市場を個別に分析し
たデータも含まれています)。またこの報告書には、IMS Researchとしては初め
て、通信事業者の階層別にIPTV加入世帯の推移を予測したデータや、MPEG-2規格
の機器とMPEG-4規格の機器別にIP-STBの出荷台数を示したデータなども盛り込ま
れています。

【 英文市場調査報告書 】

IPTV: A Global Market Analysis - 2009 Edition 

IPTV - 世界市場の分析:2009年版 

http://www.gii.co.jp/report/iz101142-iptv-g-market.html

出版社IMS Research

出版日2009/09

関連するその他レポート一覧

http://www.gii.co.jp/topics/TL09_jp.shtml

http://www.gii.co.jp/topics/TL20_jp.shtml

http://www.gii.co.jp/topics/CS06_jp.shtml


【 本件に関するお問合せ先 】

株式会社グローバル インフォメーション

〒215-0004 川崎市麻生区万福寺 1-2-3

アーシスビル 7階

担当: 顧客サービスグループ

E-mail:customer-service@gii.co.jp

電話: 044-952-0102

FAX: 044-952-0109


 ………………………………………………………………………………………


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.dtptemple.org/mtmanage/mt-tb.cgi/2263

新着記事