イラストレーター9以降の透明効果やボカシ機能が原因で起こる、モザイク化や文字太り等は、殆どの場合ですがドキュメント設定(書類設定)→透明→“書き出しとクリップボードにおける分割・統合”が、「中・低解像度」になっている場合、もしくは、「カスタム設定」の中のラスタライズとベクトルのバランスが“ベクトル値100”になっていない場合に起こりやすくなります。
又、この設定が出来ていて、eps保存したデータを入校する場合は、EPSオプションの“透明”の設定が、上記になっていない場合も然りです。
これは、制作サイドには全く影響しないし考えないでも良いことですが、出力センターなどの高解像度出力をする会社は、当然押さえておかなければいけない知識ですし、又、そういったところを利用する人も然りです。(本当は、RIPメーカーが導入時にしっかりレクチャーしなければいけないことなんですけどね)
まぁ、こういったのは、経験していなければ蓄積されない知識なので、知らなければどうすることも出来ないと思いますが。
なので、ロビンソンさん。
“イラレでの効果のボカシは印刷用としては、あまり適してないというか、不具合の起こりえることがある”けれど、ちゃんと押さえるところを押さえれば、問題なく使えますよ。
長々と書きましたけど、「RIPにより違うと思います」と“匿名の通りすがり”さんも書かれているので、上記を全て守ったからと云ったところで解決するわけではないので、ご参考までに。
[8771] 「社員C」 (2010/04/20 Tue 16:25) web