いやぁ
>皆さまはどのように対応していこうと考えてますか?
なんて質問されても、正直わかんないっス。
うちは地方小出版社なんスすけど、国内21の出版社が「日本電子書籍出版社協会」を
立ち上げると聞き、専務と私と他1名はあせりもしていますが、他の社員は「ほう、
電子書籍?」「キンドル? 何それ」ってな感じです。
社長は「われわれの生きているうちはまだ本のかたちが残るから」と笑顔で言ってます。
そのうち、しかたないから時流にのせられて、ずっと後から、かろうじて追いつければ
いいほうじゃないスかね。
それじゃ対応できない?
ま、それも運命ですから。
まだまだ端末は高価だし、携帯みたいにみんなが持つかどうかもわからないし、てか携帯で漱石とかって読みます? オイラは絶版になってる本をちら読みするぐらいだけどね。
液晶で読書なんて老眼になってきてるから正直オメメが疲れちゃう。
実際問題として、文庫とか、単行本とかインクのニオイがする重みのあるものが、いきなりピカピカ液晶のえたいのしれない画面で表示されるようになるわけですよ。
そりゃ将来的に電子書籍ばかりの世の中になればだけど、本棚はいらなくなるし、部屋はすっきりするだろうけど、オイラはやだね。やはり紙の束であふれかえっている部屋ってのは、何ものにも変えがたい。
でも電子書籍に対応してゆくための情報を収集したり、個人や企業で勉強したりすることは必要と思うよ。
[7705] ほんぎゃらがっか (2010/01/29 Fri 13:02)