> ですよね?
> 同じでいいですよね?
“厳密に言うと”同じじゃないって話ですね。
僕もアナログ時代を経験していないので
伝聞による知識しかないのでもしかしたら間違っているかもしれないですが、
アナログ製版のノセは、単純に重ね刷りだったので
たとえばC75にM40をノセにするって処理は、
オーバープリントと結果がほぼ一緒なんですけど、
重ね刷りなので、たとえばK40にK30をノセにすると
理論的にK70になるんですよね。
この辺が、オーバープリントと違う点です。
むしろ、乗算に近いです。
またK70は理論値で、網の重なり具合で
K50位になるものもあれば、
たまたま網が重なってK40にしかならないこともありえるわけで、
ものすごく、結果予測が難しい技術だったはずです。
アナログですからね。
オーバープリントは、DTPを導入するうえで、
そういう結果のブレをなくして
予測を単一にする目的のために、
同じ版では乗算しないようにしたのでしょう。
アナログ製版のノセも、
DTPのオーバープリントも、
その技術を必要とする場面も、
存在する意義も全く同一のもので、
アナログでは技術的に不可能だったものを
DTPで均一のルール化しただけの
まったく同じ目的に基づいた技術であることは間違いないはずです。
だから、オーバープリントは
DTPでの「ノセ」で間違いないと解釈しています。
[5820] おつかれさま (2009/08/27 Thu 19:33)