昔話をひとつ。
私が昔勤めていた会社は折り込みチラシ専門の会社で
(制作会社です。印刷は外注)当時、折り込みチラシで儲けまくり、
社員は全盛期で50名位いて、山手線の内側(笑)に自社ビルを2つ建てました。
代理店にはぶら下がらず、直クライアントのみで築き上げたものです。
どこの指図も受けず、価格設定も納期もやりたい放題でした。
しかし、DTPに移行し、過剰な価格競争と紙媒体そのもの衰退で
業績は悪化し、リストラや資産の売却等でなんとか凌いできましたが、
結局倒産しました。
約20年間、これがこの会社の寿命でしたが、
それと同時にこの会社が目指した業態の寿命でもあったかもしれません。
今は、WEB全盛の時代ですが、
10年、20年後にttさんの言う
「平均20代の若い会社」は何社生き残ってますかね。
創業も10年未満の文字通り若い会社がほとんどですよね。
どんどん新しい会社が立ち上がり、その影で古い会社が消えていませんか?
何かの本で読みましたが
今後、ひとつの業態の寿命はもっと短くなり10年位しか持たなくなるそうです。
時代に合わせて企業も人もどんどん対応していかないと
取り残され、消えていく運命のようです。
逆に言うと時代に対応できれば年齢は関係ないとも言えます。
身体は大丈夫?ってのはありますが…。
[5166] sawa (2009/07/17 Fri 10:48)