印刷通販が世に出てから久しいですが、それによって色校正というのが意味をなさなくなったのかなと思います。
今まで、色は合わせられないけどデータエラーがないか目視確認の意味でプルーフやDDCPや出してもらったり、コストをかけてもやっておりましたが、そもそも印刷通販に入稿する場合、プルーフすら出力する意味がないのかなと思えてきました。モアレなどの確認でデジタルコンセンサスをだしていた時期もありますが、簡易的なプルーフだとモアレの確認もできません。
石岡瑛子さんの若き日の校正指示を展覧会でみて、「ここまでしっかり印刷仕上がりのコントロールをしないといけないのだな」と思った反面、そこまで色やトーンが重要でなく、コストを優先される顧客の物は印刷通販になってしまいます。結局その場合は、色校正を簡易的な物すら出す意味はないということでしょうか?
色校正を出すなら、本紙、本機で、通販でもグラフィックのように、見本にあわせて貰えるところか、通常の印刷会社へ入稿というのが、正しい工程の捉え方でしょうか?
[20665] aguio (2021/11/02 Tue 22:24)