MS-OfficeアプリケーションからはPDF/X-4準拠のファイルは生成できません。
PDF/Xとしては、X-1a、X-3のいずれかのみです。
Adobe PDFプリンタードライバー経由であっても、
Adobe PDFMaker経由であっても、いずれもPostScriptファイルを
中間ファイルとして生成するので、透明関連の効果は失われます。
※Office自体の保存機能で透明を保持したPDFはつくれますが、
それはAcrobatを通していない、所謂互換PDFであって、
PDF/X順序にはなりません(長期保存用のPDF/Aにはできます)。
なおPDF/X-4で生成できるのは、データをダイレクトにその形式にできる
仕組みのアプリケーションのみで、直接生成する方法しかありません。
Officeにはその仕組みはないので、X-4準拠ができないことになります。
またDistillerにおいても、X-4のjoboptionsファイルは認識しません。
PDFMakerの設定では見えてしまうんですが、本当に見えるだけです。
[19180] あさうす (2017/04/25 Tue 15:54)