※動作環境
OS:MacOS X 10.8
アプリ:Illustrator CS6
ファイルの保存先:Windows File Sever (SMBで接続し、共有フォルダをマウント)
上記環境下で、Illustrarorでファイルを修正し、保存しようとすると、
「このファイルは、illustrator以外のアプリケーションで修正されています。続行しますか?」
というメッセージウインドウが必ず表示されてしまいます。
ファイルの保存先がローカルHDDもしくは、NAS(AFPで接続および共有フォルダ)では、
上記のような症状は一切発生しません。
どなたか、対処策を教えて頂けないでしょうか。
[18803] isamu (2016/08/10 Wed 11:43)
まず、ここの掲示板について、利用方法は読まれたでしょうか。
投稿された内容はAdobe Forumsのほうにも行ってますから、
利用について抵触することになります。
[18804] あさうす (2016/08/10 Wed 13:41) web
変更日時か、FinderInfoが、Illustratorが想定しているものと違うと、警告が出ます。
ターミナルを起動して、ls -la@ と入力して、Finderから保存したaiファイルをドラッグ&ドロップし、enterします。(ここでは test.ai としています)
また、getfileinfo として、同様に操作します。
$ ls -la@ test.ai
-rwx------@ 1 noellabo noellabo 1936412 8 11 18:56 test.ai
com.apple.FinderInfo 32
com.apple.ResourceFork 353
$ getfileinfo test.ai
file: "/Volumes/file/pub/noel/test.ai"
type: "PDF "
creator: "ART5"
attributes: avbstclinmedz
created: 08/11/2016 18:46:57
modified: 08/11/2016 18:56:21
このような内容、表示されましたか?(状況からすると、出ないかもしれません)
「com.apple.FinderInfo」の32byteの中に、「type: "PDF "」と「creator: "ART5"」という、Illustratorで保存したAIデータであるという情報が書き込まれています。
Illustratorは、自分自身で、開いた時・保存した時の、ファイルの変更日時を覚えています。上書き保存する際に、覚えていた変更日付とファイルの実際の変更日付が異なっていれば、警告文の通りの状況と判断されるワケです。また、Illustratorで保存したAIデータではない、となれば、これも警告文の通りの状況と判断されるワケです。
問題の起きる保存先と、起きない保存先で、この辺の状況を確認してみて下さい。私の手元では異常の起きる環境が再現できないので追試できません。
なお、Windows側の情報が不足しています。少なくとも、OSの詳細なバージョン、共有されているストレージのフォーマット(NTFSだとは思いますが……)は判断に必要です。OS X 側も、10.8.4 など、枝の番号まで明記して下さい。
フォーラムの方でお答えしようと思っていましたが、残念ながら消されてしまいましたので、やむなくこちらに書きました。簡単に答えられる内容でない上に、環境固有の現象であるため再現できず、情報が不足していて推測での判断が必要で、一般に回答がつきにくい質問です。対処策も、あきらめて問題が起きない方法で回避しましょう、最新のOSと最新のIllustratorに移行しましょう、という身も蓋もない回答になりがちです。本当に解決するためには、環境固有の現象を調査分析して再現可能な現象に一般化し、表面ではなく深部の問題に取り組む必要がありますが、果たしてそういう努力をしてまで本当に解決したいのかというと、そこまでのつもりはないのではないかと思います。どこまで追求するかは、ご自身でご判断下さい。
[18805] noellabo (2016/08/11 Thu 20:02)
noellaboさん、ご丁寧なアドバイス、ありがとうございます。
(ご返事が遅れて、大変申し訳ありませんでした。)
現在も引き続き原因究明を続けていますが、
最終的には、OSのアップグレード(10.8.5--->10.11.6)を実施する予定です。
[18808] isamu (2016/08/22 Mon 13:47)
CS6は10.9までしか動作保証されておらず、
10.11ではアプリケーション自体の動作に影響が生じる可能性があります。
保証外の環境での自己責任での利用であればかまいませんが、
そうでなければまずは動作環境範囲内で検証されるのが良いと思います。
[18809] あさうす (2016/08/22 Mon 18:30)