先日ある雑誌の表紙を色校に出したのですが、
どうみても濃いのです。
C100Y100の緑が、Cが濃すぎて濁って見える…
印刷会社に言っても刷り直ししたくないのか
「許容範囲ですよ」と。
また別の仕事で、
食品の写真で、色校を3回取るくらいに散々修正したのに
刷り上がりの物は え? という感じです。
色校と本機刷りは違うというのは分かりますが、
そもそも本機校正に意味があるのでしょうか?
[17858] つる (2015/03/17 Tue 11:20)
今はデジコンが主流ですし、
昔のような職人気質の色校オペが少なくなってきてるんでしょう。
そう思うと色校って印刷屋が少しでもお金を取ろうとするオプションみたいなもんでしょうかね。
[17859] 五反田 (2015/03/17 Tue 14:20)
> そう思うと色校って印刷屋が少しでもお金を取ろうとするオプションみたいなもんでしょうかね。
校正刷りは、あまりお金をまともに頂けない部分ですから。
ないほうが嬉しいというのが本当の所ですけど。
[17861] . (2015/03/17 Tue 16:29)
印刷屋経験はないので的外れな所があれば正していただきたいですが…
いくつか可能性の考察など。。
> 先日ある雑誌の表紙を色校に出したのですが、
> どうみても濃いのです。
雑誌の表紙というからにはPP貼りなどしてあったのでは?
5%ほど濃くなります。
> また別の仕事で、
> 食品の写真で、色校を3回取るくらいに散々修正したのに
> 刷り上がりの物は え? という感じです。
つるさん、デザイナーの方でしょうか。
入稿データがデザイナーを介さずに出版社(クラ)と印刷会社との間で調整されていくケースも少なからず関わってきましたが、それとも違うんですか?
> 色校と本機刷りは違うというのは分かりますが、
> そもそも本機校正に意味があるのでしょうか?
そもそも返しとなりますが、
色に違和感を覚えられたのは、何と比べた上ででしょうか。
脳内でしょうか。画面でしょうか。カラーチャートでしょうか。
ドットゲインは考慮されましたか。
いずれにしても最終的な刷りは「本機で」「本紙で」やる事となります。
紙色、紙質、インキを取り巻く温度、湿度、さまざまな要因を想像でシミュレートしきれないが為の大事な工程である、と認識しております。
一体どのぐらいヘンテコな色で刷られたのかは文面からは把握できないのですが、
決して意味のない物、ムダな工程ではなかろうと思います。
紙とインクなら何でもいいってんならデジコンや大型インクジェットはその点優秀ですけどね。でも、その紙、そのインキで最終的に刷るわけではないので…
繰り返しになりますが的外れならスイマセン(言うだけ言っといてなあw)
[17860] (z-) (2015/03/17 Tue 15:36)
> つるさん、デザイナーの方でしょうか。
> 入稿データがデザイナーを介さずに出版社(クラ)と印刷会社との間で調整されていくケースも少なからず関わってきましたが、それとも違うんですか?
私はデザイナーです。
もともと製版屋でスキャナーをやってこともあり、
色は見られると自負しております。
なので最終データも私が作成します。
> そもそも返しとなりますが、
> 色に違和感を覚えられたのは、何と比べた上ででしょうか。
> 脳内でしょうか。画面でしょうか。カラーチャートでしょうか。
> ドットゲインは考慮されましたか。
> いずれにしても最終的な刷りは「本機で」「本紙で」やる事となります。
> 紙色、紙質、インキを取り巻く温度、湿度、さまざまな要因を想像でシミュレートしきれないが為の大事な工程である、と認識しております。
もちろんカラーチャートで見ています。
古いのは色が褪せてしまうので、
比較的新しい物を使っています。
違うと思うのは
書店に並んだ物と、OKを出した最終の色校正の違いです。
本紙色校正は、
ハードカバーの装丁などなら有りだと思います。
他に関してはデジコンでいいと思います。
[17862] つる (2015/03/17 Tue 18:03)
新聞や雑誌をやっています。管理職ですが。社内・社外で色校正をしています。インクジェットプリンター機を使っています。
1.測色と調整で本機と同じような刷りが出るようプリンターを調整。
2.用紙も本紙に似た色(地色を模した)にして、必ずその紙を使う。
3.色校正紙の校了紙を印刷現場に貼って、結果をそれに近づける。
4.あるいはPDF校正の場合は、印刷現場にキャリブレートした液晶を置き、そこに表示させる。
こんな感じです。
外注している印刷会社には、色校と結果の色の違いについては指摘し、徐々に近づける。印刷会社は色校正を外注しているのだが、同様に指示しているらしいです。
悪口を言うつもりはありませんが、許容範囲ですよ、は困りますね。同じ台詞を聞いたことはありますが、それを言う方はちゃんと仕事をした上で口にされますね。
そもそも本機校正に意味があるのでしょうか?ということですが、本機校正には、理想の色に近づける役目だけでなく、色や濃淡の限界をクライアントやデザイナーに知ってもらうという役割もあります。私はむしろその意味が重要です。たとえば特色(DIC)が使えないなか、CMYKでどこまで理想に近づけるか、その限界はどこかを知ってもらう・共有するために本機校正を使います。インク総量何%のところはツブレてしまいましたね、とか。キン赤(M100%Y100%)は朱色っぽいのでどうしますか(何か足すか引くかこれでよしとするか)。
こういった相談をするための、皆の目の前に置く検討材料です。
[17863] たきよん (2015/03/18 Wed 10:04)