毛抜き合わせについて調べたのですが、
毛抜き合わせ=ノックアウト
と説明しているところと、
毛抜き合わせ=トラッピング処理
抜き合わせ=ノックアウト
と説明しているところがあります。
どちらが正しいのでしょうか?
[17159] yo (2014/09/01 Mon 11:05)
> 毛抜き合わせについて調べたのですが、
> 毛抜き合わせ=ノックアウト
> と説明しているところと、
> 毛抜き合わせ=トラッピング処理
> 抜き合わせ=ノックアウト
> と説明しているところがあります。
> どちらが正しいのでしょうか?
恐らく「トラッピング」が正解だと思います。
毛抜き合わせとは、例えばシアンベタ塗りの中にマゼンタ円があるなどシアンとマゼンタの間に版ズレなどで白が出ないようにマゼンタを髪の毛1本分(若干の例え)太らす等の処理を施し多少重なる部分を作ることで白を出ずらくする事。
シアンベタ塗りの白丸<マゼンタ丸。
「ノックアウト」
シアンベタ塗りの白丸=マゼンタ丸。
[17162] aa (2014/09/01 Mon 14:32)
どちらも、「毛抜き合わせ」という状態に対しての処理方法を言ってるので言葉足らずですね。
> 毛抜き合わせ=ノックアウト
「毛抜き合わせ」にするならノックアウトにしなさいという意味でしょうか。
> 毛抜き合わせ=トラッピング処理
「毛抜き合わせ」にしたくないならトラップ処理しなさいという意味でしょうか。
> 抜き合わせ=ノックアウト
これは意味が分かりかねます。
「毛抜き合わせ」とは「毛抜きの先のように(版と版が)ぴったりな状態」を表す言葉なので、私の認識があっていれば、こういうことだと思います。
[17164] 通りすがりの進行者 (2014/09/01 Mon 15:33)
いや念のためと思って調べてみて驚きましたが「毛抜き合わせ」という言葉、さまざまな解釈がありすぎて一概に答えが出せませんね。
私は製版をしていたベテランの職人さんとお話しした際に上記のように教わりましたが、これまた数ある解釈の一つのようです。
結果として言葉の正しい意味は不明です。さも知ってるかのようにレスしまして、お恥ずかしい限りです。現場に指示で使う言葉として適当でないことを改めて認識した次第です。
下のオブジェクトに対して、上のオブジェクトをオーバープリントで処理するかノックアウトで処理するか、ノックアウトで処理するとして、トラップ処理が必要なのか?伝達に注意しようと思いました。
[17165] 通りすがりの進行者 (2014/09/01 Mon 16:25)
当方では『スミノセすべき箇所がケヌキになってる』といった文脈で
用いるので『ケヌキ』=ぴたぴたという解釈になると思います。
一方で、『ケヌキ』の語源についてはaaさんの仰るような
『毛一本分かぶっている』的な説明を受けた記憶もあり、
『キンアカ』などと同様個々にローカルな解釈がまかり通って
統一的な用法はないのだと思います。
おおよその共通項としては『ノセではない』ことは確定で、
それがぴたぴたなのかちょっと食い込んでるのかで揺らぎがある
ということでしょう。
[17169] 001 (2014/09/02 Tue 08:52)
皆様、ご回答ありがとうございました。
説明しているサイトによって、「毛1本重ねるという意味だ」、という人と「毛1本ほどの隙間もないほど正確に合わせる」と説明する人と混在しています。
ただ、今トラッピングをちゃんとやっているケースはほとんどないため、どちらでも良くなっているのかなと感じました。
[17171] yo (2014/09/02 Tue 12:33)
印刷用語に関しては統一感が希薄ですね。100社くらいの下請けをやってると
同じ指示書の内容でも求めている事が違ったり、各社の常識にずれがあったり
普通の事が普通でなかったり、ちょっとした、ことばのやり取りの受取り方の
違いでトラブルの元が満載。毎日こんな楽しい、職種はほかに有りますかねえ。
[17179] ぐわし (2014/09/03 Wed 12:25)