InDesign CS6+Mac OS 10.8.5です。
テキストフレームを選択した状態で、文字パネルの「カーニング」から「メトリクス」を選ぶのと、文字パネルのパネルメニューから「Open Type 機能」→「プロポーショナルメトリクス」を選ぶのと、どういう違いがあるのか(あるいはないのか)ご教示ください。よろしくお願いします。
[16980] nobio (2014/06/11 Wed 21:08) web
Opentype機能から:フォントに設定された文字固有の幅で詰められます。
カーニングから:上記に加え「特定文字の組み合わせ」による詰め情報も読み込みます。
併用しても問題ありません。
Opentypeフォントなら大抵はプロポーショナルピッチを持ちます。
「特定文字の組み合わせ」による詰め幅情報は、Opentypeであっても、設定されていないフォントはあります。例えばヒラギノには「特定文字の組み合わせ」はありますが、リュウミンなどには無いです。試してみてはいかがでしょうか。
[16981] N (2014/06/12 Thu 00:21)
あ、それとOpentype機能だけで設定した場合、カーニングを「0」にしてしまうと(当然)欧文のペアカーニング情報も読み込みません。
これらの情報はカーニングが「和文等幅」または「メトリクス」の時に読み込みます。
ペアカーニング情報は「Y」と「o」の組み合わせや、和文なら「フ」と「ィ」の組み合わせに大抵あります。試す際はこれらが確認しやすいでしょう。
[16985] N (2014/06/12 Thu 13:53)
Nさんのお答えに加えて…
「メトリクスカーニング」はOpenType機能の「プロポーショナルメトリクス」に文字の組み合わせによる「ペアカーニング」を加えたモノだと理解してください。
でも、「メトリクスカーニング」だけだと手動で調整を加えた際にカーソル直前の文字のプロポーショナルメトリクスが解除されます。よって、明示的にOpenType機能の「プロポーショナルメトリクス」を併用することがベターです。
[16984] works014 (2014/06/12 Thu 13:26) mail web
Nさん、works014さん、お答えありがとうございます。
まだぼんやりとしか理解できてませんが、いろいろ試してみてから
また読みます。ありがとうございました。
[16987] nobio (2014/06/12 Thu 19:44) web
拙ブログで恐縮ですが、下記リンクをご参照くださいませ。
“メトリクスには「プロポーショナルメトリクス」の併用が必須_再”
↓
http://d.hatena.ne.jp/works014/20110827
[16988] works014 (2014/06/13 Fri 09:07) mail web
> 拙ブログで恐縮ですが、下記リンクをご参照くださいませ。
> http://d.hatena.ne.jp/works014/20110827
↑有名な文字組職人の大石さんのブログね(笑)
ただ個人的には、「これが正解!」と極め付けるべきでないと思っています。
参考にして、臨機応変に対応していくことも大事だと思います。
こちらが良かれと思っても、クライアントさんに気に入られなければ意味がないし・・・。
[17075] ベッケン (2014/07/16 Wed 16:12)