どのようなデザインなのかわからないので、あくまでも予測の範疇でお答えする事になりますが、必要な製版処理が反映していないデータであると仮定すると、アルミの小包装の袋に印刷をするという事であればホワイト版の作成(全面かそうでないかはデザイン意図によって変わりますが、後者の場合は高くなります。)、版ズレ時に地の色を目立たなくさせるトラップ処理(複雑なデザインであれば、個々に太さを変えるなど余計に手間が掛かる可能性もあります。)が必要となるでしょう。
デザイン的に、あるいは作成されたデータの構造的に、それらの処理にかかる労力が製版代に反映しているのではないかと思われます。他にも何か必要な製版処理代が含まれているかもしれませんが、実際にものを見ない限りは正確な判断ができません。製版処理を外部に依頼する限り、それに応じて料金は派生するので前述したような処理を行った上で入稿されるケースが多いです。
デザイン的にという観点からそれらの処理を減らすのであれば、版ズレが起きた際に地の色が出ないような色使いを隣同士で行う。トラップの幅を個々に変えなくて済むものにするといった、印刷用途から考えたデザインをされる事が必要になってきます。
[16670] 瀬 (2014/05/05 Mon 23:38)