既存のコメントも断片的だったり誤解を招く記載も少々含まれると考えますが、
今回の件でEPSのなんたるかを全て書くのは実質的に不可能なので、
ある程度影響しそうな部分を箇条書きで下記記載します。
・EPSやPostScriptは業務用印刷出力向けのデータ形式のひとつです。
・EPSやPostScript形式は、出力用データとしては透明効果を保持しませんので、
透明部分はすべて分割およびビットマップ画像としてラスタライズされます。
結果だけでいえばその状態のオブジェクトを全て選択した上で、
「オブジェクト」メニュー→「ラスタライズ」を行ったのと同じ結果です。
・透明のプリセットで容量が減るのは、ラスタライズ時の解像度が減ったり、
データ状態をできる限り単純化を行った結果です。
その分、出力画像としての品質は劣化します。
・Ai形式の場合は原則として、最小限の編集情報で保存されるので、
それほど情報としては複雑にならず、結果として容量は少なくなります。
・EPSの「プレビュー」にある透明/不透明設定は、その名の通り、別のソフトに
配置したときのプレビュー画像用の設定になるため、出力用実データには
なんら影響は与えません。
どのタイミングでデータ量が増えるのかは、記載されたひとつひとつの作成タイミングで
その都度EPS保存してみるとわかりやすいと思います。
また背景壁紙ということなので、PC用の壁紙用途と推測するのですが、その場合は
書き出しで選ぶべきはJPEGなどのビットマップ系ファイル形式が最善と考えます。
逆に、今回の利用方法でなぜEPSで保存しようと思われたのかが不明ですので、
後学のためにその理由を教えていただければと思います。
(疑問に思う方は他にもいらっしゃると考えました)
[16557] あさうす (2014/04/14 Mon 23:10)