先日、お客様より入稿されたPDFファイルでタイトルのような事象が起きました。
Indesign CS4から書き出されたPDF/x-4ファイルでの入稿でした。
スミ1色で印刷しなければいけないページの画像がRGBのままで分版していたため、該当ページ(数十ページ分)をAcrobat Pro Xの「色の置き換え」の「Dot Gain 15%」で1色に変換しました。
すると、もともと0.3ptだった罫線が1ptに太ってしまいました。
それも全ページではなく、太ったページとそうでないページとが混在していました。
仕方なく、変換しないままのPDFファイルを使い、事情を説明してCTP出力時にグレー出力してもらったところ、罫線は太ることなく印刷できました。
事後、ネット等でいろいろ調べてみましたが、同様な事例は見つけられませんでした。
今までも何度もAcrobatの色の置き換えは行ってきたのですが、同様の事象が起こったことはありません。また、いくつか検証データを作成して線幅が変わるか検証しましたが、変わることはありませんでした。ただし、手元にはCS3とCS6しかないので、CS4から書き出したPDFは未検証です。
なぜこのようなことが起きるのかおわかりになる方いあっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。
補足ですが、CTP出力でも今のところは起きてないけど、線幅の変化が起こらないという保証はできない、と言われました。
[15407] ムムム (2013/03/25 Mon 12:24)