色の管理についてです。
出力機がPostscript Printerの場合→RIPでカラーマネジメント
出力機が非Postscript Printerの場合→アプリケーションでカラーマネジメント
これが基本と言われています。但し、絶対ではないのでPostscript Printerであっても、アプリケーションでカラーマネジメントを行う事も出来ます。
但し、ICCプロファイルの正しい設定やプロファイル、あるいはCMSエンジンの精度なども関係してきますので、一般的にはRIPに任せてしまうという方法が多い様に思えます。
CMYKやRGBのカラーで正しい色などありません。その機器の相対的な指定でしかありません。
但し、それでは困るので例えばJapan Colorなどの基準を決め、それを標準として運用する場合は、その比較においてそのカラーが正しいとは言えます。
ただ、商用印刷の規格なので、同じ色見をインクジェット、あるいはレーザープリンタで出そうとする場合、インクやトナーの色は全く同じではありませんので、同じ色を出そうとすると、例えばYellowにMagentaの網が入ったりは当然ありえます。
HPの方が何をどのように設定云々はシステムが判らないので、何とも判断は出来かねますが、根本的にベクトルがずれている様な気がします。そうじゃなければ宜しいのですが・・・。
何れにしても、掲示板レベルで言えるのはこれくらいなので、後はご自分でカラーマネジメントの印刷部分だけでも調べてみて下さい。理屈が判っていないと、やはりなかなか難しい問題ですので。
[14683] 通りすがり (2012/09/27 Thu 10:38)