>123さま
貴重なご意見ありがとうございます。
おっしゃるとおりこちらは在版データの保管管理ということでのお話です。
当社の場合、2TBのデータに面付け済みPDFを「在版」という扱いで保管、ある程度の時期がきたら光学系メディアに退避しています。
自社作成データはRAIDの2重化で保管。再利用も楽でなおかつ安全性も高い運用方法をとっています。
他社からのデータ入稿分はある程度の時期をもって光学系メディアにバックアップしております。
他社からのデータ入稿分は基本作成会社がデータを持っているという前提なので、こちらはRAIDで保管とかそういう手段はとっておりません。
本来なら印刷が終わったものはとっておかなくてもいい様な気もしますが、作成会社のかたがデータをなくしてしまったり、消してしまったデータに修正を入れたいなどの理由で時々当社から逆に入稿したデータを渡すようなこともありますし、「こちらで修正を入れて増刷」ということもあるのですべてのデータを保管しております。
しかし、データ入稿分はそこそこの量があるので「HDD増設はきりがなくなりそうなので考えておりません」という運用方法です。
この辺はどれがいいのか...というのは難しい話ですよね。
実際、データをどこまで取っておいて、どれくらいの安全性というのはかなり考え方も異なりますし、会社によって事情が違うと思います。
当社の場合は増刷が多いのはおおむね半年くらい、それと1年、2年というきりの良いところでの修正増刷となってで3年目あたりから過去データを引っ張り出す確率は非常に少なくなってきます。
5年以上さかのぼる増刷というのはほとんどなくなってくるので、特に他社で作成したデータは光学メディアの限界くらいでいいのではないのかなぁ....なんて気もしています。
PCが高性能になるにつれてデザイナーさんたちも「なるだけおっきいほうの写真データ」を使用したりするので年々データが大きくなってくる傾向にあるので現在の容量から未来のHDDの容量が読めるかどうかも正直わからない。
この辺はなかなか難しい話ですよねぇ....
[14193] 製版の人 (2012/06/04 Mon 17:13)