今年から弊社が契約している新聞社がTAC(インキ総使用量)240%を目安にしてくれと要請がありました。
いろいろな方法を考えましたが、最も簡単にできる方法が、上記に合わせたプロファイルを作ってブリッジで各アプリを同期させるということでした。
その時にフォトショップの設定変更はRGBでなければ反映されないということで、RGBにしてからCMYKに変換し240%以下に設定しています。
ところがRGBからCMYKに変換した際に金赤や青、緑等の色味がはっきりしたものがかなり異なった色に変更されてしまい困っています。
特に金赤はオレンジに近い色になり、今のところ「特定色域の選択」で金赤の赤の%を上げることで対処していますが他の箇所にも影響されるため、確実な方法とは言えません。また数10点の写真に全部こうして一つ一つ作業していくのは効率的ではありません。
新聞社は今ほぼ全国的にこの設定を要請しておりますので、同じ境遇のみなさんがいらっしゃるかと思います。どのようにしてこの問題の回避策を講じているのかお聞きしたいと思います。
よろしくお願いします。
[13516] いせまつ (2012/02/10 Fri 10:32)
BRIDGEはぜんぜん使いこなしてないのであれですが、やはりPhotoshopなどの
「カラー設定」(ICCプロファイル)を設定するしかないんじゃないですかね。
ただやはり、TAC値240%ではまともな色再現は難しいでしょう。
ちょっと新聞社のサイトにある原稿制作の手引きなど読んでみましたが、カラー
マッチングについての項目が見つかりません。どうなっているんでしょうか?
それがわからないと調節のしようがないと思います。例えば、雑誌広告の場合、
ICCプロファイルJapanColor2001Coatedを前提として作られたデータから
ICCプロファイルを外したものが「JMPAカラー」として流通していると思います。
ただし、JapanColor2001CoatedはTAC値が350%まで許容範囲なのに、JMPA
カラーはTAC値を320%までしか許容していないために、自分でカスタムCMYKで
調節することになります(これは私の理解であって違うかもしれません)。
それでもカラーマッチングの知識があれば、少しはましな結果になります。
ターゲットとなる色さえ決まっていれば、話はもう少し進むと思うのですが、、、、。
、、、、というか、それ以上のレベル、となると、こちらもご享受いただきたいです。
[13520] 通りすがり (2012/02/10 Fri 20:31)
最近のAdobeアプリなら、JapanColorのNewspaperてのが
最初から入ってるでしょう。
それが、インキ総量240%のはずです。
また、新聞業界であれば、NSAC(エヌザック)などもありますが
分からなければ印刷会社にプロファイルの提供を申し出るべきです。
これは、制作もとがいちいち作成するようなたぐいのものではありません。
[13524] とくめいその100 (2012/02/12 Sun 15:34)
TAC値を240%におさえることは、そのプロファイルを使っても、
カスタムしてもできると思いますが、色再現に関してはどうなんでしょうね。
いずれにせよ、やはり、印刷条件とターゲットとなる色がわからないと
どう調節していいかわかりませんね。特にRGBからCMYKに変換するときは
特に色味には注意しないといけませんね。
どうなってるんですかね>新聞業界の方々。
[13525] 通りすがり (2012/02/13 Mon 10:59)
> どうなってるんですかね>新聞業界の方々。
最近は、たとえば朝日なんかはFMですし、
夕刊フジなんかは200線だったりしますね。
スクリーン線数ですら5年ほど前とは隔世の感があります。
ましてや色再現となりますと、従来の再現性の低い、
いわゆる新聞印刷とは一線を画したものに
なりつつあります。85線や100線で刷ってた時代とは
違いますんで、印刷会社とよく打ち合わせてください、としか
言えませんね。
[13526] とくめいその100 (2012/02/13 Mon 12:35)