> なぜ単数行コンポーザを使用しないといけないのか
赤字での文字修正は、該当箇所以外の変更を許すものではないのが今のDTPの基本になっていると思います。
単数行コンポーザの場合、修正箇所「以降の」文章に関して修正による変更を吸収するまで追いかけ確認する必要があります。例えば修正によるオーバーフロー等はその作業なしには発見できません。
段落コンポーザの場合、この確認が修正箇所「以前の段落内全て」に発生する事を考えれば修正作業の確認の手間や、請け負う責任の範囲は広くなると言わざるを得ません。
段落コンポーザでのデータ作製の場合は、修正する作業者が直接OKを出せる権限がない場合に「段落コンポーザによって発生する修正箇所以外の変更がOKなのかどうか?」を権限を持っている人に確認する必要がでてきますので、作業が滞る場面が増えると予想できます。
できませんか?
そこが、段落コンポーザを使用したデータの「修正作業を含む」出力、印刷におけるリスクなので、今回の件の印刷屋さんの説明は、ある意味で(契約内容がわからないので断言はできませんが)当然かと思います。
一言「段落コンポーザで責任もって私が設定しているから、赤字修正によって、修正箇所以前が段落内で変わってしまっても気にしないでいいですよ。印刷屋さんの責任にはなりませんよ。」って言ってあげたらどうでしょう?
スムーズに進行する気がします。
[10999] 進行管理者A (2010/11/24 Wed 19:40)